おっさんゲーマーの徒然草

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ガジェット ペルチェ式ネッククーラー RUSEPIN ネックファン

こんにちは!おっさんです。

だんだん暑くなってきましたね。今年も灼熱の様な夏になるのでしょうか?

エアコンガンガンつけてキンキンに冷やしたいところですが、昨今の電気代値上げやエアコンによるヒートアイランドやら考えると、省エネで涼しく過ごす方法を思案中のおっさんです。

そんな訳でおっさんガジェット好きという事もあり、2年前からペルチェ式のネッククーラーを使用してます。そのネッククーラーを今年更新したので、前に使っていた物と今回購入した物の比較などしたいと思います。

 

ペルチェ式ネッククーラーとは

文字通りペルチェという電子素子を使用し冷却を行なっているネッククーラー。ペルチェ素子は素子に電気を与える事により、片面が冷たくなり反対街側が熱くなる摩訶不思議な電子部品。原理などは複雑になるのでそんな便利な物だと思ってもらえれば良いかと。

その冷たい側を冷却プレートに使用する事によりひんやり感を作り出す。扇風機の様なファンを首元で冷やすわけではなく、冷蔵庫で冷やされた缶ジューズを肌にくっつけてひんやり感で首元を冷やす。

 

RUSEPIN ネックファン Photo by Amazon

サンコーネッククーラーPro (2021年製)

去年まで使っていたネッククーラーはサンコーのネッククーラーPro。バッテリー内蔵で、この内蔵バッテリーで約1時間半強使用できる。Proと謳っているだけあって、ひんやり感は結構な感じ。屋内でも、外で作業する際にもだいぶ活躍した。モバイルバッテリーを接続して使用すればモバイルバッテリーの容量に左右されるが、10000mAhで12時間ぐらいは使用できる感じだ。今は新型が出てるらしい。

 

 

概ね不満はなかったのだが、通常運転にすると最初は急激に冷たくなるのだが、安定すると間欠運転になるので、冷たい・ぬるいが交互に繰り返す感じになる。

それと一番残念なところは首の後ろが熱いというか、冷却プレートがないのと恐らくそこにバッテリーがあるので発熱してしまうために熱く感じてしまう事。せっかく首の脇はいい感じに冷えているのに、首の後ろが熱いのでもどかしさを感じてしまっていた。

サンコーネッククーラーPro

とりあえずコイツの冷却具合をサーモカメラで確認。おっさん調べなので温度などは参考程度で見て欲しい。最初は装着しないで電源ON〜温度が下がりきって安定するまで確認。室温は28.4℃。

室温は28.4℃

冷却プレートが3分で10℃近辺まで下がっている。

首の後ろ側、温度が上昇。バッテリーの発熱と思われる。

見ての通り、冷却プレートがキンキンに冷えているのでこれを首につけていれば冷たさを感じる事がお分かりと思う。それでは首に装着してプレート近辺の皮膚温度測定。おっさんの見苦しい写真は小さめにしているので安心して欲しい。測定が中々難しかったが頑張った。

装着した直後の皮膚温度は34℃付近。そこから役5分ぐらいして再度測定。この時ネッククーラー付近を測定しないと流石に大きな変化はなく、冷却プレートと皮膚の境目あたりを狙って測定してみた。結果が次の写真。実際にこの時点で冷たく感じているので気持ちがいいい。この後何度か測定してみたが、あまり変化がなくこの状態が続く感じ。

ネッククーラーPro電源ON直後。皮膚温度34.7℃

 

使用開始から5分後。プレート付近の皮膚温度は31℃まで下がっている。

感想としては涼しいというより冷たくて気持ちがいいという感じで、体全体が冷えてくるという事はなかった。首筋の血液を冷やして体全体が涼しくなると言った事も言われているが、おっさん的にはそこまでの効果は感じた事はない。

ただ、顔の汗など引いてくるので冷却効果はあると思う。ネッククーラーが有ると無いではやはり違う。ただ、このモデルは首の後ろを冷やさないのと、発熱体があるようなので座っていると首の後ろが暑い。動いていたり首回りに空気の流れがあればある程度暑さは感じない。扇風機など併用すると案外良いかも。

ちなみに冷却プレートのペルチェ排熱ファンの部分も幾分熱くなるが、ほんのり熱くなる程度。

RUSEPIN ネックファン

これまでサンコーのネッククーラーを使用していたが、今年買い替えを行い色々悩んだ結RUSEPIN ネックファンを購入。これを選らんだ理由として

  • 首の後ろに冷却プレートがある
  • 冷却・加熱どちらもできるので夏冬使える
  • 送風機能がついているので、ファンとしても使える
  • バッテリー残量がわかる
  • セールで安くなっていた これ大事

と言ったところが理由。あとサクラチェッカーで”安全”と判定された事も理由の一つ。

値段は割と変動しているので、セールなど利用するとお安く買えるのでお得だと思う。

 

RUSEPIN ネックファン

本体と充電用USB-Cケーブル、説明書とシンプル

箱から出した状態、結構高級感ある 笑

サイズと重量比較。ネックファンの方が大きい

ネックファン電源ONからの色々測定

冷・熱プレートX3 送風用ファンが装備されている。

それでは早速電源ON!冷却の強さは3段階C1〜C3と表示が変わる。C3がもっとも冷却パワーが強い。まずはC1で5分放置してサーモ確認。

ちなみに内蔵バッテリーでの稼働時間は

  • C1モード 4時間30分
  • C2モード 2時間
  • C3モード 1時間
  • ファン1モード 24時間 まーまー音します。テレビの音聞こえにくい
  • ファン2モード 15時間 さらに音でかいです。テレビ視聴は無理
  • ファン3モード 3時間  もはや爆音?外とかで使わないと。。。

5分ほどで26℃から19℃と7℃ぐらい冷えている。触ってみると十分冷たい。いい感じ。

続けてC3で5分ほど確認してみた。あれ?17℃近辺から下がらない。実際触ってみるともう少し冷たい感じ。ネッククーラーProほどではないですが、冷却プレートに水滴が付いているので10℃〜15℃くらいだと思う。冷却プレートが鏡面に近いのでサーモカメラの放射率の問題かも知れないが、十分冷えているので装着しての確認に移行。

C1モードで5分運転。順調に冷えてます。

C3モードでの温度測定。思ったより下がらない。測定方法の問題かな〜

それでは早速装着してC1モードで5分ほど動作させて冷却プレート付近の皮膚温度測定を実施。冷たさはネッククーラーProよりもマイルドな感じはするが、思ったより冷感が感じられる。首の後ろにも冷却プレートがあるのでネッククーラーProよりも装着した感じは非常にいい!その後C3モードでも試したが、やや冷たさが増す感じで非常に快適だった。

ただ、このネックファンもある程度使っているとスイッチ類がある側の温度が上昇してくる。これもバッテリーの発熱と8セグがあるのでその熱かも知れながい、40℃ぐらいまで温度が上がる。

それほど不快ではないけど何かの拍子にその熱気が来るので、ここは残念なポイントだと思う。まーペルチェは電力結構使うのでバッテリーの発熱は避けられないだろうね。

皮膚表面温度が下がっている。

コントローラー側の温度上昇

最後にファンモードで使用してみた感想ですが、期待したほどではない感じがしました。それとファンの音がなかなかの音量。無いよりはあった方が全然用途が広がるのと、ペルチェを動かさないので電力が節約されて稼働時間が長くなる。うまく使い分ければ長時間使用もできそう。

バッテリー稼働時間を犠牲にすれば送風とペルチェ冷却を併用できるので、これがかなりいい!おすすめ。

まとめ

過去購入したサンコーのネッククーラーProと今回購入したRUSEPINネックファンを比較して、新しいだけあって機能や冷却プレートの数を比べて使い勝手が良くこれからのシーズン大いに役に立ちそう。冷却性能はネッククーラーProの方が高いが、実際使用した感じそれほど大差があると感じなかった。細かい調整やファンモードもあるのでネックファンの方が活用シーンが多かも。

ネッククーラーProも軽い事やサイズが小さいので、持ち歩きや外での活動で活躍できるのでまだまだ頑張ってもらいます。

それではまた!